英文法を実践レベルに定着させる、たった3つの方法|【数ヶ月でTOEIC400点UP大学院生の勉強法】

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こんにちは。長野です。

今日は効率的な英文法学習、とくに、TOEICに適した勉強法を僕の経験談にそってお伝えしていきますね。

英語学習において文法は必要だと理解しながらも、苦手意識をもっている方もいると思います。最近は英語学習の需要、TOEICの勉強をしている人がふえていますしね。

ですが、試験勉強をしていくなかで、とくに高得点を狙う場合には高校までに学習した文法の内容は一通り理解していなければなりません。

なぜ、文法を学ぶことが重要なのか?
文法は読解や聞き取りに関係あるのか?

こうした疑問が解決されないまま、問題集を無目的に解いている。
そんな不安を抱えているひとも多くいるはずです。

しかも、勉強方法が間違っていると成果が伴わないという非常に辛い現実も待っていたりします。

そこで、この記事では2年間全く英語に触れなかった僕が半年でTOEICのスコアを550→800点にした文法の勉強法、暗記法を伝授したいと思います。

ちなみに、1日あたりの勉強時間は2時間でした。

「そんな短時間&短期間でTOEICの点数が上がるはずがない!」

と思う方もいることでしょう。

ですが、英語学習の全体像を把握し、正しい勉強法を実践することで

その成果は格段に出しやすくなります。

それでは、僕が実際に行った勉強法にそって、文法の勉強法をお伝えしていきましょう。

英語学習における文法の重要さ

まず、具体的な文法の勉強法を紹介する前に、なぜ、そもそも英語の勉強をするうえで文法を学習する必要があるのか

それについてお伝えしたいと思います。

ちなみに、これは英語に限らず全ての語学学習に通じる原則です。

前提として、英語を含む全ての言語は

単語 文法 発音

の3つの要素によって成り立っています。

文章というものは、単語という文の最小単位が文法という法則によって並べられ、

これが会話で用いられる場合、発音によって人に伝えられます。

つまり、英語の要素を分解していくと、最終的には単語・文法・発音に分解されます

※英語の学習要素については様々な捉え方がありますが、

・成果を出している人が推している

・実際に自分がやってみて分かりやすかった

という理由からこの考え方を紹介しています。

こうした構造を理解した上で勉強法を学んでいくことで、効率的な勉強をしていくことが可能になるのです。

■■■リンク:勉強の全体像■■■

こんにちは。長野です。 TOEICのテスト勉強をしているなかで英単語を覚えるのに苦痛を感じたことはないでしょうか。 これまでに暗...

■■■リンク:発音の勉強法■■■

こうした中でも、文法というのは先程も説明したとおり、言葉を構成する最小単位である単語を並べる法則でその一連の並びに意味を与える重要な要素です。

単語は確かに大切なのですが、いくら多くの単語の知識を知っていても正しく文章を理解することはできません。

ここで英語とは全く関係ない分野の文章あえてを出します。
しかも、日本語の文章ですがこちらを読んでみてください。

「に当たりグレゴリオ暦で月(最後の月)12月31日は、年の第12のある、。」

この文章の意味が理解できるでしょうか。

ある程度文章自体の予測はつくかもしれませんが、正しい情報は読み取れませんよね?

これは12月の説明についてWikipediaから引用した文章ですが、 もともとは日本語ネイティブの僕からみても間違いなく日本語です。笑

ちなみに、原文はこれです。

「12月は、グレゴリオ暦で年の第12の月(最後の月)に当たり、31日ある」

では、この文章と先ほどの文章の違いは何だったのか?

それこそが、「正しい文法に沿って記されているかどうか」なんですね。
僕がこの例文をつかって強調したいのは、たとえネイティブであっても正しい文法を理解しなければ正しい情報を読み取れないということです。

ましてや、私たちが学ぶ英語は別の国の言語です。
ですから、単語が並べられる法則を理解することによってはじめて、文章の意味を理解することができるのですね。

するべきこと

では、ここで文法の勉強の重要さを理解して頂いたところで、その勉強法について紹介しましょう。

具体例としては、僕がTOEICの勉強に取り組んだときの経験談にそって解説していきます。
そもそも、今回「文法の勉強をすることのゴール」がどこにあるのかを最初にはっきりさせましょう。

僕がTOEICで800点をとるために設定したゴールは

1冊の網羅的な英文法書に含まれる文法事項のうち、TOEICで頻出のものを人に説明でき、かつその文法知識を活用して実際に文章を作成できるようになること

です。

そして、具体化的には以下の3つの勉強をしていきます。

①必ず1冊の文法書を使うこと

大切なのは、異なる複数の本を使って勉強しないことです。
何冊もの文法書に手を出しても、反復が不十分になり、記憶に定着させられません
必ず、1冊で大丈夫という英文法が記載されている参考書を選び、それをやり尽くすようにしましょう。

②文法の知識を何も見ずに、口に出して説明できる状態にすること

「口に出して説明できる=自分のなかで理解でき、実際の長文や口頭で英文に触れたときでも活用できる状態にある」ということです。

ここで注意してほしいのは、「書いて覚えないこと」
知識の定着で重要なのは、確認→反復→修正です。口頭による確認を行うことで、格段に反復の回数を上げられます。

下の記事では、記憶定着のための勉強方法の方針を書いています。

こんにちは、長野です。 この記事にたどり着いたあなたは、効率的な勉強法や暗記法を求めているのだと思います。 沢山の情報を...

そして、繰り返しになるようですが文法を学習する目的は実際に自分が使えるようにすることです。
この勉強を行うことで、長文や口頭で英文に接したときであっても自然と理解できる状態=使える状態になっていきます。

③得点アップに効率の良い項目から取り組むこと

これはTOEICの勉強に限った話ではないですが、自分の目標にとって最短の道筋を進むことを心がけましょう。

今回の目的は990点をとることではありません。
あくまでも800点をとるための勉強をしましょう

そのためには、極端に多くの単語を勉強する必要もないですし、全ての長文を完全に理解する必要もないですし、全ての会話を聞き取れる必要もありません。
文法も同じように、頻出の内容や自分の理解が不十分な内容から学習していきましょう。

実際に僕がやっていた勉強

僕が目標としていたのは、

半年でTOEICの点数をアップさせること

でした。
そこで、2ヶ月を単語、1ヶ月を文法、3ヶ月を演習にあて、それぞれの項目を集中的に学習しました。

1日の確保した勉強の時間は2時間でした。
理想的には、1日あたり平均して4,5時間を確保したところでしたがいろいろなこととの兼ね合い上、これだけの勉強時間となりました。

最初にいったように、文法というのは英語学習の基礎となる部分です。

なので、可能ならば、勉強の初期の期間に集中して終わらせてしまいたいところです。
自身にとってTOEICのスコアが重要なものならば、1日あたり4,5時間の勉強時間をとる必要があるかもしれません。

そうすれば、単純に僕がかけた半分の期間で文法の学習を終了することができます。

文法の勉強で意識した方針

勉強の方針と具体的な目標を確認したところで、文法を身に付け使えるようにするための手法についてお伝えしていきたいと思います。

最初に結論をお伝えしたいと思います。
短期間で文法の学習を終わらせるために必要なことといえば、

「知識を取り入れる → 確認 → 修正」

これをひたすら、適切なタイミングで早く回していくことだけです。

僕が実践していたのは、2つのステップです。

・各項目の内容を理解して説明する
・理解した文法事項を使って文章を作成する

これについて、ひたすら口頭での説明を繰り返すことになります。

もしも、高校までに文法に全くふれていないというのであればイチから学習を始めなければなりませんが、TOEICの場合は必要とされる文法事項は多少限られてきます

例えば、日本人の感覚として掴みづらい「冠詞」や「時制」に関する項目はスキップすることができます。

先ほどお伝えしたように、出題頻度が低かったり、長文での読解や解答に影響を与えないような内容は一端据え置きして積極的にスキップしていきましょう。

また、文法書もイチから読み進めていくのではなく、自分がわからない部分を重点的に学習するようにしてください。

僕の場合は、高校までに一通りの文法事項は学習し終わっていたので、
基本的には実際の問題を解いていくなかで、解説に疑問が生じた場合にそのつど該当の項目を確認し、上のステップを実践して暗記するようにしました。

それでは細かく各勉強のステップを確認していきましょう。

文法書の各事項が説明している内容を理解し、口頭で説明ができるようにする

先程もお伝えしましたが、文法はその内容を使えるようになって初めて意味があります。
長文や会話のなかでも瞬時に文法を判断し、意味を理解できなければなりません。

ここで、英語学習においてはただ単に覚えているだけではなく、
「理解していること」「使えること」と密接に関係しています。

こうしたことから、普段の勉強のうちから自分の理解度を正確に把握しておく必要があるのですね。

そのための最も簡単でお金のかからない方法が、自分で説明をするということなんです。

また、たまに解説に出てくる用語がわからないということもあります。

こうした場合は、必ずネットなどを使って言葉の意味を調べるようにし、次回以降のため直接文法書に調べたことは書き込んでください。これは、次回以降に解説を読んだときに解説の内容が理解できずに、改めて調べるという手間を省くためのものです。

意味が理解できないという文章に出会った場合でも、言葉の意味さえ分かってしまえば解説の内容を理解するのに問題は無いはずです。

そして、項目の説明を一通り読み終えたら、なにも見ずに自分の口で説明をしてみてください。

このときに必ず注意したいのが、発声してみるということです。
すると、最初からはうまく説明できません。
ですので、自分が説明できなかった部分を見返して、もう一度口頭で説明をするようにしてください。

これを、説明できるようになるまで、何度も何度も繰り返してください。
僕の経験則ですが、英文法の項目などまとまった知識を何も見ずに0の状態から全て説明できるようになり、長期記憶に定着するまでには20回以上の繰り返し練習をする必要があります。

一見すると、かなり時間がかかってしまうように思いますが、手書きとは違って口頭での学習はかなりスピードが出ます。それぞれの文法学習にはそれほど時間がかからないので安心してください。

こういったところでも、口頭で学習するメリットが得られるのです。

学んだ文法を使って文章をつくる

いきなり、完全に英語の文章を作るなんてできない!そう思われる方もいるかも知れません。
しかし、僕がここで言っているのは、完全オリジナルの文章を作成するのではなく、例文を少しだけ変えて自分の英文を作ろうということなのです。

例えば、「関係副詞」について学習したとしましょう。ここではその説明は省きますが例文を思い浮かべて発声します。

(英文)This is a hospital where my sun works.
(訳文)ここは私の息子が働いている病院です。

とかですね。
このように、短い文章で構いません
自身が学んだ内容を即反映するような文章を作れるかが重要なのです。

自分の弱点の見つけ方

効率的に学習を進めていくには自分の文法に関する弱点を探しましょう。

これには、市販の問題集などを買って、正答率の低い分野から学習を進めていくのがよいです。

これは、全ての学習に共通して言えることではありますが、「自分の弱点を補強するように勉強は進めていく」というのが鉄則です。

この作業を通して自分の弱点が判明したところで、文法の学習を開始していきます。

ちなみに、僕は参考書や問題集を使う場合には〇〇周するという目標はたてません。

なぜなら、勉強を進めていくなかで自分の得意な場所、不得意な場所が次々と見つかるからです。

そんななかで、〇〇周という目標は各項目の習熟度に適した復習の密度を確保するのにはやや難しいという印象を受けたためです。

では、どうすればよいのか?というと、

ある程度まとまった項目ごとに学習を行い、最初に勉強を行った日を基準にして復習を進めてきましょう。

適切な復習のタイミングについては下の記事でも書いています。

こんにちは、長野です。 この記事にたどり着いたあなたは、効率的な勉強法や暗記法を求めているのだと思います。 沢山の情報を...

ここでは、簡単な事例だけ出しておきます。

例.1
1. 関係代名詞の学習をある日したとします。
2.これまでにちゃんと理解できていなかったので、自分なりに説明ができませんでした。
3.この場合、理解度&習熟度を高めるため、改めて次の日に復習を行います。
4.次の日は、復習が効力を発揮して、スラスラと説明できるようになっていました。
5.そして、さらに習熟度を高めるため、3日後に復習を行います。
6.最後に7日後にまで記憶が残っていればOK。
これらの計4回の復習を通じて、数週間に渡って復習を行わなくても、

記憶を活用することができるようになっています。

例.2
1.分詞の学習をある日したとします。
2.分詞についてはそのほとんどの知識があったため、何も見ずに全て内容を説明することができました。

この場合については、それだけの知識で十分なので、あらためて何度も復習をする必要はありません。

このように、最初に知識を入れた日を基準にして習熟度におうじて復習の期間を延ばしていく、というのが僕がこれまでにさまざまな勉強法を試してきて最適だと感じたものになります。

コツは、一連の復習を回しただけで定着すると思わないこと。
人間は必ず忘れます。そして、忘れたら反復してこれを思い出す。
という行動を勉強については一貫するようにしてください。

今回の勉強では

・半年でTOEICの点数を上げること
・高校までの英語の授業でTOEICに必要とされる文法の知識は持っていたこと

これらをふまえて、復習の量も調整しました。

具体的には、一連の復習を終えた時点である程度の説明ができるようになっていたので、あまり文法の学習には時間を割かず問題演習に進みました。

また、本番の前については問題演習などを通じても度々文法にふれていることをふまえ、試験の数週間前に軽く全体を復習しました。

今回の文法の学習では、最初に自分の弱点を見つけてからその項目を重点的に学んでいく手法を紹介しましたが、演習や解説を読んでいて疑問が生じたときには、文法書に戻って確認するようにしましょう。

全体を通じた学習に加えて、こうした蓄積型の学習を行うことで知識はより強固なものになっていきます。

まとめ

どうだったでしょうか?

今回はこれからTOEICの勉強を短期間で終えたいという方に対して、具体的な勉強方法を提示してきました。

1日あたり2時間の勉強を行い、僕が提示した手法に沿って勉強を続けていればTOEICで問われるような文法の基本的な知識については大方網羅することができるでしょう。

あとは、問題演習などを通じて細かな知識を補完していき万全の体制を作り上げるだけです。

センター英語6割から数ヶ月でTOEIC800点を取るには?

僕は元々、英語がほとんどできませんでした。
センター試験英語も一浪して6割。別に手を抜いたわけではありません。

「もう、英語なんてできないよ…」
本気でそう思ってしまう程、英語力がありませんでしたし、時間をかけても僕の英語力が伸びることはありませんでした。

ですが、大学に入って英語学習を再開してからは、たった5ヶ月でTOEIC800点を達成することができました。
そして英語から距離をおいた今でも、単語の知識さえあれば大抵の英文は読むことができます。

なぜ、そんな状態から短期間で英語学習で成果を出すことができたのか。
それは「勉強方法の勉強」をしたからです。

だから、これまでにどれだけ苦労してきたかもわからない英語でも、数ヶ月で成果を出すことができました。

昔の自分がみても、昔の友人がみても
「何があったのか?」
と疑問に思うレベルです。

ですが、正直なところ、これはやり方さえ間違えなければ誰にもできることだな。と思いました。

実際、僕はこのTOEICの点数を出したときにも、1日2時間ほどの勉強しかしていませんし、僕が英語学習の指導をしてきた方も似たような成果を出してきています

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